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前記事でお伝えしたタテオヨギちゃんについてですが
魚の病気についてお詳しい心優しい方からメールをいただきました。
「うちにもタテオヨギの子がいる」との他の方からの声もありましたので
以下、抜粋してみなさまにもお伝えしたいと思います。

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このメダカは、浮き袋異常で浮き上がることができないのではないかと思いました。  
泳いでいないときは水底に沈んだままになっていないでしょうか?  
浮き袋異常の子は浮いた状態を全く保てず、いつも体全体で必死に泳いでいる感じです。
そして泳ぐのをやめたとたん沈んでいくので観察すると分かると思います。  
ベタやグッピー、卵胎生メダカでよく聞きます。
ベリースライダー(ベリスラ)で検索するといろいろ出てくると思います。
そういう私もグッピーやベタでベリスラ(後天性を含む)を経験しております。  
もしベリスラの症状にあてはまるようであれば、これといった治療法はないのですが、
水深を浅くしたり、食べるようなら沈殿性の餌を与えるなどすれば
魚への負担を少しは減らしてやることができるのではないかと思います。  
メールしたものかどうか迷いましたが、
小さくても大切な命のためにしてあげられるかもしれないことに気付いた以上
それを伝えずにいられませんでした。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ベリースライダーという症状は初めて聞いたので
ネットであちこち検索をして動画も見てみました。
お魚さんにとってはとても気の毒な病気ですよね。
人間で言うと自由に歩けないようなものですから・・・(涙

この思いやりにあふれたメールをいただいてから
タテオヨギちゃんの様子をしっかり観察してみました。
ただこの子は私の姿が遠目に見えるだけで ヒレを一所懸命動かして
上に上がってこようとするので 下に横たわっているかどうかをな
かなか確認ができませんでした。

でもメールに書かれてあるように泳ぐのをやめたとたん
すーっと下がってゆくのでやはりベリースライダーという病気なのだと思います。
この子が一所懸命水面まで泳いでくることが気の毒で
実は先日まで水深はかなり浅かったのですが 稚魚が増えてきたこと、
窓際なので水量が少ないとカーテンをしていても水温があがりやすいこと、
これらの理由で水量を増やしていました。

別容器で単独で、とも思いましたが この水槽はとても環境が整っているし、
引っ越しをさせることで ストレスになっても可哀想と悩んでいました。
上にも書いた通り私がフードを与えようとすると
もう水面に向かって泳いでくるので普通に与えていましたが
このアドバイスをいただいてからのち 速攻で水槽に近づき、
まだ下の方で泳いでいるこの子のまわりに
パウダーフードを指ですり潰すようにして水中にまいてやるようにしました。
するとその場にとどまって食べています。
これで体力をあまり使うことがないと安心しました。

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たくさんメダカを飼育しているとやはり障害を持った子は出てくるようです。
出来る限り早く気付いて対処して少しでも寿命を延ばしてあげたいと深く感じました。
皆さんのおうちでもこんな症状の子が見つかればぜひ
泳いで体力を使う負担を減らしてあげるような対策をお願いしたいと思います。

アドバイスのメールをくださった方、ほんとうにありがとうございました。
深く感謝いたします。



たいせつな命、ひとつでも多く助けたい。