今でこそ我が者顔で3号池を活発に泳ぎ回っているめめちゃんですが
ここに入る前はいろいろありました。
これまでに少しずつ記事に書いていたことをまとめ裏話も付け加え
ちょっと長くなりますが今日はそのへんのお話を・・・。
5月3日、金魚すくいの達人によりウチに持ち込まれた金魚。
メチレンブルーでしょうか、青い水の中で大きな体をくねらせていました。
ていねいに水合わせをしてから水槽に放流。
落ち着かない様子でうろうろしていました。
人慣れしていないためカメラを向けると、さーっと奥に逃げてしまいます。
二日後、産卵していたのでメスだと判明。
左側と右側の、特に目の表情が違っているので
「めめちゃん」と名付けました。
昨年ウチで産まれたリン・レンのような活発さはなく
なんとなくぼんやり泳いでいるといった感じでした。
その時期、室内水槽にやはり昨年生まれのミクちゃんがおりましたが
成長も遅くしょっちゅう元気をなくしてはその都度塩水浴したり
ヒレが充血しては薬浴したりと、とても心配な子でした。
でもよくフードも食べるようになり、健康状態も落ち着いていたため
思い切って庭の水槽にいるめめちゃんと一緒にしてみることに。
5月12日、めめちゃんがウチに来て9日目のことです。
ミクちゃんはちょこまかよく動く子で、
めめちゃんのあとをよく追って泳いでいました。
それにつられるようにめめちゃんも以前より活発に動くようになりました。
すっかり仲良くなり二匹とも健康で毎日を過ごしていた頃、私はといえば・・・
穴、掘ってました。3号池です。
完成までの経緯は6月5日記事でどうぞ。
しかし池完成の喜びも束の間、悲しいことが起こりました。
ミクちゃんが死んでしまいました。
前々日に元気をなくしていたので別の容器で塩水浴をさせていましたが・・・。
6月9日の朝のことでした。
孵化から成長を見守ってきたミクちゃんの死はあまりにもつらすぎて
記事に出来ませんでした。
そしてめめちゃんはまたひとりになりました。
たまに泳ぎだしても
すぐ水槽の隅へ隠れて、一日のほとんどをそこで過ごすようになりました。
病気ではないようでしたがそんな様子に胸が痛みました。
さて、3号池に水を張ってエアレーションをかけ続けて約10日。
メダカ第一陣を放流しました。
10日ほど様子を見ていましたが、メダカたちも池に慣れ
フードも元気に食べ健康そうです。
水質のチェックも行ったところ何の問題もなし。
それで一大決心をして、めめちゃんをここに放流することにしました。
6月25日のことです。
ミクちゃんが死んでから半月はたっていましたが時折泳ぐ程度で、
水槽の隅でじっとしたままだったので荒療治とは思いましたが
これが「吉」と出ますようにと願いながら
まずはじっくり時間をかけて水合わせをしました。
水合わせのあいだ、やはりじっとしてほとんどこの体勢でした。
放流するとすぐ水底へ泳いで行き、睡蓮鉢の陰に隠れてしまい
そこでじっとしているようでした。
何度池を覗き込んでもめめちゃんの姿は見あたらず
心配でたまらなくなってきた頃・・・
底をゆっくり泳ぐめめちゃんの姿を発見しました!放流して4日目のことです。
最初は底のほうでぐるぐる泳いでいるだけでしたが
そのうち水面へと上がって来ました。元気そうです。
ためしにフードをまいてみると、勢いよく食べてくれました。ヤッター!
メダカたちはやはりその大きさにびっくりしたのかさーっと逃げてゆきます(笑
そして後日リン・レンも池に移しました。この二匹はすぐ池に慣れました。
メダカたちとも馴染んだようで、元気よく泳ぎ回っています。
・・・といった経緯があって、今のイキイキとしためめちゃんがあるのでした。
食欲旺盛で
新しい住人の参加には必ず立ち会い
いろんな表情も見せてくれるめめちゃん。
初めてウチに来た頃、そしてミクちゃんがいなくなった時期の顔と比べたら
まるで別の金魚です。
今日も暴れ金魚のめめちゃんですがやはり元気がイチバン!
ゴハンおねだりめめ・・・
◎しっぽ庭へやって来て五ヶ月。3号池に入ったのが三ヶ月半前だというのにすでにこの存在感。
あとは無事に冬越しできますように。
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