
しっぽ庭、朝8時です。
今日は曇り空ですがここ連日、日差しの強さがものすごかったので
通販で「いぶしよしず 炭化たてず たてすだれ」なるものを買いました。
いぶしたり炭化させたりということでカビに強いだろうと思い選びました。
もともと立てかけて使うもののようですから作りががっしりしています。
そして見た目通り重い。
いったん立てたもののバランスを崩し
お気に入りの植栽の枝を二本も折ってしまいました。
ひと巻きでもこの調子なのに3ロールまとめて軽々運んでいたヤマトさんは
ほんとうに人間だったのだろうか。激謎。

なんだか妙な風景になってしまいましたが、一応意味はあるんです。
左に立てかけてあるものは、奥に水槽などを並べていますが
突然そこに日光が届くようになったため 昼間はこれを広げて日除けとします。
なぜ突然日光が届くようになったかというと、 先日、二階の窓の側まで
木の枝が張りだしてきて室内が薄暗くなってきたため私が何も考えず
「やっぱ部屋は明るくないとネ」とばっさばっさ思いっきり木の枝を剪定してしまったため
それまで日除けとなっていた葉っぱがなくなったというわけです。
二階はちょー明るくなりましたが、水槽スペースまで
ちょー明るくなりすぎてしまいました。

えー、正面の稚魚孵化・育成ハウスには緑白ストライプのシェードをかけていますが
完全な日陰にはならず稚魚プラケースの水温が上昇していたため補助として掛けました。
今は下半分をめくりあげていますが、昼間は下まで降ろすと
中はちょうどよい薄明るさとなります。
左側に何十センチかはみだしていますがこれはその奥にミニプラ舟稚魚ビオがあるので
そこまでカバーするためです。
同じく右側にも何十センチかはみだしていますがこれは単にサイズを測り間違えたか
注文番号を間違えて発注してしまったためです。
手前のものはカメたちの日除けです。
何もないと昼間はカメプールの水温が結構上昇しますので。
以前、軽量の竹のすだれを置いていたのですが日差しによる劣化でもろくなっていたものを
だましだまし使っていたのですが
プール水替えのとき3号池のふちに片端を立てかけて横に置いていた折、
私がうっかり踏みつけブチ折ってしまったため買い直しました。
(画像右奥に立ててある白っぽい棒状のもの、あれがその残骸です)。
誰かがあんなとこに置いておくから…と責任転嫁してみたものの
しっぽ亭の住人はおっと、私ひとりでございました。

「踏みつぶしたの、竹子はちゃんと見とったんよ。バキッってゆうたよ」
「新しいすだれが届くまで、松子すごい暑かったんじゃけえね」
すまん。

左側に何十センチかはみ出している部分でカメハウスと共に水鉢の日除けも兼ねています。

今まで傘を差していたこの水鉢ですね。

カメハウス右側、通るのに邪魔になるほどはみだしている
この数十センチ部分については・・・
えっとごほんごほん。

ミニ扇風機、水、蚊取り線香。真夏のしっぽ庭必需品3点セットです。
しっぽ庭はけっこう風が通るので日陰にいると涼しいのですが
まったく風のない日などはさすがに暑いので
ここでハーレム水槽を眺めたり庭仕事の休憩時に休むとき重宝です。
でもこの扇風機、正面に向けて風が来ず、やや右に向けて置くと
ちょうど正面に風が来るという、設置するのに経験が必要なシロモノです。
こういうのを「斜に構える」というのかもしれませんハードボイルドですね。
水はもちろん脱水症状予防のために必要です。
ここの水道水は無味無臭なので湯冷ましとかではなくそのまま飲めます。
そのことを関東地方に住む知人に話すと
「え〜、こっちなんて臭くて飲めないよ。すごいジャン」 と言うので
「すごいじゃろジャン」と自慢してしまいました。
蚊取り線香は通常サイズではなくジャンボサイズ。
太さがジャンボなのではなくて長さがロングなので、
ロングサイズとの表記が正しいと思われます。
極太うどんくらい太さがあったらもくもく煙が出て
半径10メートル圏内にいる蚊はいっせいに落ちるような気がします。
でも自分がつらいか。
置いて普通にも使いますが、庭やメダカ作業で結構動き回るので
吊り下げタイプを腰にぶら下げて使用しています。

両端二カ所に火をつけてフタをして、洗濯ばさみとかクリップで
腰のポケットとかにはさんでおけば動き回っていてもまず蚊に刺されません。
火は一カ所だけだと効果が弱いので両端に、がポイントです。
近所の庭友達のイツキおじさんが腰にぶら下げて農作業をしているのを見て
「カッコイイ~」とすぐ真似してみました。
薬局やホームセンターで普通に売っています。
さて、メダカたちにごはんをあげながら庭を巡回しましょう。

3号池では熱帯性睡蓮オーガストコッホの蕾が寄り添って伸びています。
たぶん今日開くと思いますがどんな風に開花するんでしょう。
ぶつかってしまい、お互い首を外に曲げる、というのが私の予想です。
(あとで写真を撮ってまた後日掲載します)。

エドワード・モネの描いたような睡蓮の葉が浮かぶ静寂を
思い切り乱しまくりのめめちゃん。
ばちゃばちゃばちゃばちゃ、今日も絶好調です。
先日はエサを取ろうとして大きい熱帯睡蓮の葉の上に乗り上がっている姿を目撃しました。
本当です。

2号池。拡大してじっくりご覧ください。
じっと見つめていると深い森の中で
水をたたえた小さな湖沼の前に佇んでいるような雰囲気になってきませんか。

いや、ここ、実際ほとんど深い森になってしまいました。

2号池の隣にはヤツガシラ。3年目の株です。
昨年から植え替えしないままにしておいたら現在、底穴から長~~い根が
しっぽのようにみょーんと伸びてきています。
日本酒のラベルに書いてある「亀の翁」みたいなやつ。
でも水鉢内の不要物を吸い取ってくれそうな気がしてそのまま放置してます。
でもその触手(根)によってメダカが絡み捕られそうでもありちょっとこわい。

1号池では第二期生のポンテデリアが咲き始めました。
春に伸びた一期生はもう咲き終えたので葉の姿だけ楽しんでいましたが
また芽が伸びてきてそれが育ち、花をつけてくれました。
ただこのポンテデリアという名前をつい間違え、プレタポルテと言ってしまいます。

ポンテデリアはおなじみホテイアオイの仲間です。
かたやしゃっきりすっきり、一方はふっくらもっちりと
スタイルは対極ですがでもどちらも美人。お好みはアナタ次第(笑

ホテイアオイといえば水鉢「白茶」の斑入りホテイアオイがこんな巨大に。
この鉢、直径35センチあるんですけど・・・。
斑入りホテイアオイさん。やりすぎだと思います。
ここには点目と点目F2たちが計9匹いますが、何か特別なもの出してるのでしょうか。
点目ビーム・・・。

しかし昨夜は風がかなり強かったです。アボカドの枝が何本か折れて落ちていました。
枝や枯葉を掃除するのも毎日の日課。でもうっかり素手で持ち上げるのは危険です。
小指の太さ20センチサイズのムカデが隠れていたりしますから。
しっぽ庭はけっこうデンジャラスなのです。

日課といえば採卵した卵のカビチェックですが、
こう暑いと朝晩点検してもすぐカビが出てくるため
一応用意していたメチレンブルーを使ってみました。
ただこれが初めて使うためどうもいまひとつよくわかりません。
ネットで調べて試してみましたが入れてあってもカビが生えたり、孵化率が落ちたり、
どれが無精卵か判断つきにくいし・・・。
メチレンブルーを入れたからって安心せず毎日水替えしなきゃいけないのかな、 等々、
考えていると不安になってきたのでやはり今までのように
毎日水換えこまめにチェック方式、でゆくことにしました。

で、こちらは一度もメチレンブルーを使っていない卵。
これは点目ペアからこの春産まれた子供たちが成長して付けた初めての卵たち。

こちらが点目ご夫婦。
点目は初産の卵から出やすいと教えていただきました。
8月5日に最初の産卵だったので今日で一週間目。無精卵はほんの数個だけでした。
中央上あたりの子がもう、いよいよ!って感じがします。どきどき。
でもこの時点でしっかり目が見えているということは点目ではない、
ということでしょうか。

60センチ水槽セール1,000円ポチッ!と条件反射のごとく買ってしまいました。
左がそれで、黄金メダカばかりを集結。

ハーレム水槽と同じく、私の姿を見ると寄ってきます。
私が好かれているのではなくフードが好きとわかっていてもかわいい。
ヒカリ、ダルマ、そして今年生まれの育ってきた子供メダカもいます。
小さくとも黄金、ってすごいですね。しかもラメ入りが多いんですよ。
成長が楽しみです。

上から見ると光の加減かやや地味。ちょっと金の相場が下がったような気が(笑

さてこちらも子供たちが新たに参入した、お馴染みのハーレム水槽。
相変わらず派手で、吉原遊郭との別名があります。

上からも賑やかですが正面もお祭り騒ぎ状態で跳ね回っています。

撮影が間に合ったので掲載。 うーんこれはフェイント。
ひとつは半開き、 片方は明日開花のようですね。 連勝複式あえなく玉砕。