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鉢内にバクテリアを常時棲みつかせ
水を自然な状態できれいに保ち生体を健康に育てる。
を目的とした私の実践方法を中編に続きご紹介します。
しかしいざ書き出してみると「実践」というほど たいしたことしてません・・・。
ウォータービオトープはシンプルであるほうがいいなと思っているので。


◇水替え◇
 
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前編でバクテリアの生物ろ過(硝化作用)についてお話ししましたが
もう一度、書き出してみます。

①『土壌バクテリア類』が餌の残りや排泄物をアンモニアに分解
  ↓
②『ニトロバクター類バクテリア』によりアンモニア→亜硝酸
  ↓
③『ニトロゾナモス類バクテリア』により亜硝酸→硝酸塩
  ↓
④水草がある程度硝酸塩を吸収 それでもやはり硝酸塩は残り、
毒性は低いとはいえ蓄積してくると コケが発生しやすくなったり
生体が突然大量死、ということがあるので 硝酸塩の濃度を薄めるため
二週間に一度くらい、1/3〜1/2ほど水替えをするのが必要なようです。

この「水替え時」を具体的に言うと
「メダカがなんとなく元気ない時、あるいは続けて死んだ時」
「水が臭う時」「水の透明度が急に落ちた時」などだそうです。
水替えといっても全部替えるといくら水合わせに時間をかけたとしても
メダカやエビたちにとっては負担になるワケですから
生体が元気な状態でしたら1/3程度が良いようです。

と言いつつ私の庭では通りすがりの野良猫さんがたくさんいまして
彼らが水鉢の水をどんどん飲んでゆくので あれ?と驚くほど減っていたり
あと蒸発する分もあったり 周りにある鉢植え植物にやったりして
減った分足し水をしていますから
「なんとなく毎日ちょっとずつ水替え」のような状況であります。


◇水中酸素について◇
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夏など水温が上がると酸素も少なくなって来ます。
しかも昼間は光合成によって酸素を提供していた水草は
夜になると反対に酸素を取り込んでしまうそうです。
メダカは環境に馴染みやすいし、口径が広い水鉢だと
そうそう酸欠になることはないそうですが熱帯夜はやはり気になります。
気休めみたいなものかもしれませんが いくつか溶岩石やレンガなど用意し、
日中しっかり乾燥させ 夕方水鉢に沈めるとたくさん気泡が出てきます。
気休めとは言いましたがこれは結構、効果的ではないかと。

ご覧ください。溶岩石を沈めてしばらくたつと
小さい気泡がびっしりついて、少しずつ水に溶け込んでゆきます。cb37ccb3.jpg

アップで見るとさらによくおわかりだと思います。
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中編で溶岩石の解説をしたときに
多孔質でその微細な孔にバクテリアが棲みつきやすく
浄水効果があることをお伝えしましたが
それ以外にもこういった使い道があるので溶岩石って重宝です。

前編では「バクテリアと微生物について」
中編・後編では「バクテリアを棲みつかせ水を良好に保つための実践」
●底砂●溶岩石●水草●水替え●水中の酸素
について書きましたが 最初の水鉢立ち上げ時に気を使うだけで
あとはたいしたことをしていないと思います。

水槽の管理はなかなか手間がかかりますが
庭でのウォータービオトープはこの程度の手のかけ方が実情です。
他に思いだしたことがあれば追記か、新たに前・中・後編をまとめる形で
記事を書こうと思います。


今回はちょっと勉強、がんばってみました。