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水鉢の水替えは一年に1〜2回くらいしかせず
蒸発などや、ノラ猫たちが飲んで減った分だけ足し水をしていますが
だいたい綺麗に澄んでおりメダカやエビたちも元気です。
(画像は昨年7月のもの)

生物ろ過については
「生体の排泄物をバクテリアが分解し、水草の栄養ともなり水がきれいに保たれる」
くらいのあやふやな認識しかなかったのですが
もう少しきちんと把握しておきたくなったので調べたものをまとめてみました。
ちゃんと書いておかないと自分が忘れちゃうので(笑


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生体を飼い始めると同時に空気中から入ったバクテリアが次第に増えてゆく。


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①『土壌バクテリア類』が生体の生体の排泄物や食べ残しの餌が腐ったものを
アンモニアに分解・合成。


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アンモニア発生「くっさ〜」 (※イメージ画像)


②好気性バクテリア『ニトロゾナモス類』がアンモニアを
亜硝酸(猛毒)に変える。
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『ニトロゾナモス』 (※イメージ画像)


③好気性バクテリア『ニトロバクター類』が亜硝酸を
硝酸塩(生体に殆ど害の無い物質)に変える。
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『ニトロバクター』 (※イメージ画像)


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殆ど害の無い物質『硝酸塩』 (※イメージ画像)


これら一連の流れが「バクテリアの硝化作用=生体ろ過」です。
生物ろ過が完全に出来上がるには約一ヶ月くらいかかります。
さらに ④水草は(③で)残った硝酸塩をある程度吸収する。  
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硝酸塩が吸収されるところ (※イメージ画像)


・・・ううむ。イメージ画像がかえって説明をわかりにくくしたような(笑


簡単に言うと
①『土壌バクテリア類』が餌の残りや排泄物をアンモニアに分解
 ↓
②『ニトロバクター類バクテリア』によりアンモニア→亜硝酸
 ↓
③『ニトロゾナモス類バクテリア』により亜硝酸→硝酸塩
 ↓
④水草がある程度硝酸塩を吸収 それでもやはり硝酸塩は残り、
毒性は低いとはいえ蓄積してくると コケが発生しやすくなったり
生体が突然大量死、ということがあるので
硝酸塩の濃度を薄めるため約二週間に一度くらい、
1/3〜1/2ほど水替えをするのが必要なようです。  



今度はバクテリアに加え微生物の作用や水の色も含めて
「生物ろ過」を見てゆきます。

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①ジャリと水だけだと水は透明なまま。


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②生体を入れるとその排泄物を分解するために
空気中から入ってきたバクテリアが増えてくる。
このときバクテリアが増えすぎると水が白く濁る。


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③バクテリアを食べる原生動物(アメーバ、ゾウリムシなど)
が増えてくる。


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④バクテリアが減ると再び水は透明に戻る。


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⑤さらに原生動物の排泄物(硝酸塩やリン酸等の無機物)は
水草が吸収すると共に空気中から入ってきた
植物性微生物(クロレラ等)の肥料となり
クロレラなどが繁殖して水が緑色に濁る。
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⑥今度はクロレラなどを餌とする ワムシ・ミジンコなどが増え
クロレラを食べ尽くすとまた水は透明に戻る。
Rotifera
Water_flea    


といった経過がやはり約一ヶ月だそうです。      



水槽でフィルター(ろ過装置)を使うとそのスポンジ部やろ過砂利に
バクテリアが棲みつくのですが
フィルターを使わないウォータービオトープに限定して
次回はバクテリアを定着させるための具体的な私の実践方法を書いてみます。